研究課題
基盤研究(C)
小学校教育において、各教科の知識を伝える前段階として、授業の受け皿としての"視覚および聴覚入力に対する近時記憶力"の養成が必要なのではないか。この発想の検証と具体化が、代表者の研究ビジョンである。本研究では、代表者が開発した視聴覚入力に対する近時記憶力の検査法を脳のトレーニング教材として、小学校の全学年児童に適用して、その効果を検証した。その結果、特に3年生までの低学年期において、当該記憶力を有効に向上できる可能性が示唆された。