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2010 年度 研究成果報告書

発達障害児童・生徒の読み書きおよび視覚・音韻処理に関する縦断的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20530872
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 特別支援教育
研究機関弘前大学

研究代表者

松本 敏治  弘前大学, 教育学部, 教授 (50199882)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード学習困難
研究概要

報告者は、2003年から2010年にわたって主に発達障害児・者延べ160名に対して単語読み速度課題を中心とした読み書き課題を行った。結果は、次のことを示した。1)読み書き困難と関連が深いとされる無意味語(非語)の読み速度の発達的変化は、他の文字読み(一文字・有意味語・数字)と異なり、小学校の期間に急激な上昇を示す。2)無意味語の読みは、音韻削除課題とは相関を示すが音韻抽出課題との相関は低く、無意味読みには、音韻統合過程が関連すると推測された。3)音読速度に極端な遅れを示した児童生徒では数年にわたってその遅れは持続したが、多くの場合平仮名単語読みの遅れは年度を超えて持続するものではなかった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2009 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 発達障害をもつ児童・生徒の有意味語・無意味語読み速度の発達的変化とそのディスクレパンシー2011

    • 著者名/発表者名
      松本敏治
    • 雑誌名

      弘前大学教育学部紀要

      ページ: 81-86

  • [雑誌論文] 中学生の英単語能力と日本語読み速度との関係-phonics学習を通して-2011

    • 著者名/発表者名
      藤田清代、勝二博克、松本敏治
    • 雑誌名

      LD研究 20

      ページ: 76-86

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 発達障害児におけるSTRAWの読み成績、ディスレクシア特徴、音読速度、音韻分析および視覚処理についての研究2009

    • 著者名/発表者名
      松本敏治
    • 雑誌名

      弘前大学教育学部紀要 101

      ページ: 121-128

  • [学会発表] 読み書き困難を訴えた大学生の日本語および英語読みの流暢性について2009

    • 著者名/発表者名
      松本敏治
    • 学会等名
      日本LD学会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      20090000
  • [備考] ホームページ等

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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