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2010 年度 自己評価報告書

乳幼児健診時の虐待予兆観察記録票と質問票の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20530897
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 特別支援教育
研究機関尚絅学院大学

研究代表者

岩倉 政城  尚絅学院大学, 総合人間科学部, 教授 (90005067)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワード育児困難・虐待 / 乳児健診 / 母子交流
研究概要

虐待防止が児童相談所を軸に展開しているが乳児や低年齢幼児への虐待は顕在化しにくく、一方で虐待死が4 歳児までに8 割を超すことから現状の虐待防止策に根本的な見直しが必要となっている。この現状に歯止めをかける方策の開発を目指した。日本の乳児幼児対象施策のうち母子保健事業に着目し、従来から研究代表者が母子保健事業で関わってきた二本松市との間で協力が成立し、保健師が中心になって行っているこの事業を虐待の防止や虐待の可能性のある保護者の早期発見につなげる方法として、妊娠した母が役場を訪れる母子手帳交付時に着目し、この機会に質問票記入を依頼し、虐待の予兆を検出する事を目指した。数回の現場スタッフとの協議の末、母とその夫(パートナー)についても養育意欲や配偶者との関係などについて別途に質問することで、予兆の検出がより可能になると判断し、妊婦用、パートナー用2 種類の質問票を作成した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 2009 2008 その他

すべて 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 虐待予兆早期発見システムの開発:母子手帳交付時質問票の検討2009

    • 著者名/発表者名
      岩倉政城、小松秀茂、鴫原ヨシ子
    • 学会等名
      第62回日本保育学会
    • 発表場所
      千葉大学
    • 年月日
      20090500
  • [学会発表] 育児における抱っことおんぶの再評価2008

    • 著者名/発表者名
      岩倉政城、鴫原ヨシ子
    • 学会等名
      第61回日本保育学会
    • 年月日
      20080500
  • [学会発表] 自治体母子保健事業に連動した虐待予兆の検出質問票の解析I

    • 著者名/発表者名
      岩倉政城、安田勉、鴫原ヨシ子
  • [図書] 保育に生かす精神保健(1章3節:心の健康に関する要因、3章:乳児期の精神保健)(宮本信也、小野里美帆編著)2010

    • 著者名/発表者名
      岩倉政城
    • 出版者
      建帛社

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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