障がいを理解するための絵本を制作し、子ども達が共に育ちあうインクルーシブ保育・教育に効果的に役立てるために効果測定をした。教育・保育の場における読みきかせにより、障がいの気づきと相互理解のヒント、特に保護者の障がいに対する理解が進み、親同士の歩み寄りができたという実態が明らかになった。これら絵本の市販の要望があり、絵本3冊と「かいせつと利用の手引」を2011年2月に風間書房より出版し応えた。また、幼児教育・保育に関わる学生や幼児用の「障がいを理解するための教育プログラム」を作成しインクルーシブ教育に役立たせた。
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