研究課題
基盤研究(C)
アレクサンドロフ空間上に正値ラドン測度が与えられたとき、それがあるビショプ・グロモフの比較条件をみたし、空間が直線を含むとき、その空間は直線とある空間の直積に同相となることを証明した。これはチーガー・グロモールの分割定理の一般化となっている。もう一つの成果として、非負リッチ曲率をもつ閉リーマン多様体の列が与えられて、その直径が一様に上に有界とするとき、あるkに対してラプラシアンの第k固有値が無限大へ発散するならば、第1固有値も無限大へ発散し測度の集中現象が起こることを証明した。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (11件) 図書 (1件)
Tohoku Math
巻: J. 63 ページ: 59-76
Adv. Stud. Pure Math., 57, Math. Soc
ページ: 293-302
日本数学会数学
巻: 第61巻no.1 ページ: 1-20
Amer. Math
巻: 360, no.1 ページ: 35-75
Tohoku Mathematical Journal Centennial Issue
巻: (掲載決定)