研究課題
基盤研究(C)
リーマン面の退化族を、低次元トポロジー、代数幾何学、特異点論へ有機的に結びつけて考察した。具体的には、特異点の解消空間の上の正則写像の詳細な研究を行い、さらに臨界集合のまわりのモノドロミーを円周作用を使って記述した。その上で、標準射影を導入し、その描写と応用を与えた。また、京都大学の佐々木建祀郎氏と共にこの結果の一部を高次元化し、A型特異点を巡回群作用で割って得られた特異点が、スモール群によって一意化されることを示した。この結果は共著論文にまとめた。
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Tokyo J. Math
巻: 29 ページ: 17
J. Math. Soc. Japan
巻: 56(1) ページ: 115-145