研究課題
基盤研究(C)
本研究では,決定論の微分方程式を離散化してできる差分方程式にランダム項を付加した確率差分方程式を考え,その解の平均的な構造とランダムネスの大きさとの関係について議論した.その結果,ロジスティック系の解析から,ランダムネスによる初期過程での解軌道の混合により,平均的な解構造において逆の周期倍化分岐が生じることが明らかになった,また非圧縮流れ計算における解析から,ランダム項の寄与と4次の粘性項の効果との類似性を明らかにした.
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)
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