研究課題
基盤研究(C)
非線形シュレディンガー方程式の初期値問題において、初期データがd関数の重ね合わせで与えられているときに、時間大域解の存在および非存在に関する結果を得た。特に初期データが3つのd関数の重ね合わせで記述されているときには、その台の配置によって時間大域解の存在証明の難易度が変わることがわかった。また、初期データにd関数のような具体的な超関数を与えることによって、モードの生成などのような非線形現象に起因する解の素性がある程度把握できることもわかった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)
数学
巻: 第62巻第3号 ページ: 329-345
J. Math. Soc. Japan
巻: 61 ページ: 39-64
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