研究概要 |
この3年間,計画調書に述べた3つの課題 (A)複素Ginzburg-Landau方程式; (B)2階線形放物型方程式の1階微分の係数関数が非有界なもの; (C)(抽象的)非正規形双曲型発展方程式に加えて,これら総論の各論として (D)Dirac方程式およびSchrodinger発展方程式; (E)Schrodinger作用素-\Delta+t|x|^{-2}の4階版(\Delta)^{2}+t|x|^{-4}(tは実パラメータ); (F)L^{p}(p\not=2)でのSchrodinger作用素のholomorphic family{-\Delta+{\kappa}V(x)}(\kappaは複素パラメータ) の3つの研究も並列的に進める計画を立てた.各論の3つは博士後期課程の院生3人それぞれとの共同研究である.(D),(E)を課題とした2人の院生は今年2011年3月に学位を取得している.
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