研究課題
基盤研究(C)
本研究は、新たな素過程を考慮した微惑星形成モデルの構築およびその観測的検証を目的とする。まず、(1)微惑星形成の理論シミュレーションを、「付着成長説」に立脚して行う。1μm程度のダストが衝突合体をくり返し、1km程度まで徐々に成長する過程を解き、現在観測されている原始惑星系円盤から、どのような分布の微惑星ができるのかを計算する。並行して、(2)微惑星の衝突破壊の数値シミュレーションを行い、ベガ型星ダスト円盤において、観測されたダスト円盤の構造を再現する微惑星分布を求める。(1),(2)のシミュレーションはそれぞれ、惑星形成理論が予想する微惑星分布、および観測から導かれる微惑星分布であるので、両分布を比較し、観測を説明する微惑星形成モデルの構築、および重要な素過程の検討を行う。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件) 図書 (2件)
The Astrophysical Journal 731(in press)
The Astrophysical journal 731(in press)
Icarus 206
ページ: 735-746
Their Formation and Diversity"(eds.T.Usuda, M.Ishii, and M.Tamura) 1158
ページ: 163-164
The Astrophysical Journal 677
ページ: 1309-1323