研究課題
基盤研究(C)
「宇宙の噴水」と呼ばれる進化末期の恒星から放出される水蒸気メーザー放射を伴う高速双極ジェットが付随する天体について研究を進めた。そのうちの1天体からは二重螺旋状パターンを示すジェットを発見し、年周視差計測から距離を直接推定する事ができた。一方別の天体では、一酸化炭素輝線の高速度成分を電波スペクトルから発見し、同時に異様に小さい^<12>CO/^<13>CO電波強度比を確認した。これらの結果から、「宇宙の噴水」を作り出す恒星は比較的質量の大きい(2-8太陽質量)ものであり、恒星ジェットがその後形成される惑星状星雲の形状形成に大きく関わるという確証を得た。
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http://milkyway.sci.kagoshima-u.ac.jp/~imai