16eV以下のグラビティーノを予言する、準安定真空で実現される超対称性の破れのゲージ伝搬模型において、我々の住む偽真空が熱い宇宙が冷えていく過程で自然に選ばれる可能性があることをしめした。 超対称大統一模型におけるBsメソン混合におけるCPの破れとタウレプトンフレーバーの破れの事象の相関を議論し、期待されるBsメソン混合におけるCPの破れの上限を求めた。 超対称模型において超対称性の破れの項におけるフレーバーの破れは、CPの破れの起源になり、電気双極子に寄与を与える。我々は2ループレベルの電気双極子への寄与を系統的に評価し、広いパラメータ空間で、1ループレベルの寄与よりも大きくなり得ることを示した。 Pamela衛星やAtic、実験により電子、陽電子宇宙線異常が報告された。一つの解釈として暗黒物質起源がある。我々はその説に封して銀河中心からのニュートリノ観測、宇宙初期の元素合成から制限を与えた。 超対称性の破れのゲージ伝搬模型の一つの問題に、ヒッグスボソンの超対称性の破れの一つBパラメータが大きくなりすぎるという問題がある。この問題に対する一つのアイデアに超共形場をつかうものがある。我々はそのアイデアを現実的になるように模型を改良した。
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