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2010 年度 実績報告書

データ収集ミドルウエアのためのWEB技術の研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 20540304
研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

安 芳次  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, シニアフェロー (00391730)

研究分担者 仲吉 一男  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 技師 (80391746)
キーワードミドルウエア / データ収集 / XML / WEB / HTML / HTTTP / Apache / J-PARC
研究概要

本研究構想に基づいて研究開発されているDAQミドルウエアは、2つの柱から成る。1つはRTミドルウエアを利用したデータ収集コンポーネント群をまとめるフレームワークで、もう1つはデータ収集コンポーネントを運用するフレームワークである。本研究は、データ収集コンポーネントを運用するフレームワーク研究開発の一環として、WEB技術を使ったデータ収集ミドルウエアのための運用システムのモデルを研究し、実験用オペレータGUIを例に、GUIの枠組みを開発することによって、データ収集コンポーネントを運用するフレームワークを明らかにするものである。
検出器からのデータを収集・モニターするサブシステムであるデータ収集サーバ(DAQサーバ)や、ビームラインや電源や温度などの機器を制御するサブシステムである制御サーバをマネージするためのWEB技術として、Apacheと呼ばれるWEBサーバを利用したシステムを試作した。この運用システムは、これらのサーバにアクセスする通信技術にHTTPプロトコルを利用した。HTTPプロトコルはWEB技術の通信プロトコルである。ユーザインターフェース(UI)はInternet-ExplorerやMozillaなどのWEBブラウザを利用する。WEBブラウザは複数のUIからのリクエストを管理するWEBマネージャを介して、データベースを利用し運用ポリシーに沿って、制御サーバやDAQサーバなどにアクセスする。HTTPプロトコルで処理されるメッセージはXMLやHTMLである。さらに、Ajax技術の利用で、効率の良いWEBマネージャを実現させることが可能となった。
平成22年度は実験用オペレータ汎用GUIとして、SOIのテスト実験に用いるGUIを開発した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] DAQ-Middleware for MLF/J-PARC2010

    • 著者名/発表者名
      K.Nakayoshi, Y.Yasu, et al.
    • 雑誌名

      Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A

      巻: 623 ページ: 537-539

    • 査読あり

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公開日: 2012-07-19  

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