研究課題
基盤研究(C)
スピン軌道相互作用を有する半導体やグラフェンなどで実現する,有効質量がゼロの特異な伝導電子が示す電気伝導の量子効果を理論的に評価した.任意の不純物密度における数値計算の結果から,電極を付けた2次元半導体において有限のスピンホールコンダクタンスが残る事,グラフェンにおいて散乱が弱い場合は質量ゼロのディラック電子の特徴が見られるのに対して,散乱が強い場合は通常の2次元電子系と同様のアンダーソン局在が起きる事を,それぞれ,明らかにした.
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Physica E 42
ページ: 783-786
J.Phys.Conf.Ser. 150
ページ: 022081
ページ: 022080
http://zsg1-ap.eng.hokudai.ac.jp/sg/index.html