研究課題
基盤研究(C)
本研究では、4He吸着膜の超流動と吸着固相膜のすべり運動の競合の機構を明らかにすることを目的として、これまでに競合が観測された条件と異なる条件でQCM測定を実施した。測定の結果、32kHz測定においても5MHz測定の基板加速度とほぼ等しい条件で競合が観測される。これは、超流動と吸着固相膜のすべり運動の競合を決める因子は吸着膜に働く有効的な力であることを示唆し、簔口が提唱する固相膜のすべり運動のモデルを支持するものである。
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