研究課題
基盤研究(C)
超伝導研究は、将来の科学技術推進において重要なテーマの1つである。本研究では、より高い温度で超伝導を安定化する、軌道など磁性以外の余分な自由度の役割を明らかにした。特にマルチバンド超伝導体の場合に、バンド間の秩序変数の符号の関係と、バンド電子と結合する磁性不純物の多極子(軌道モーメント)のタイプに注目し、超伝導転移温度増大の条件を求めた。これは超伝導および磁性研究における新たな知見である。
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)
Journal of Physical Society of Japan
巻: Vol.80 ページ: 064708/1-10
巻: Vol.79 ページ: 094704/1-14