研究課題
基盤研究(C)
可解格子模型に内在する無限次元対称性を応用して、有限サイズ可解量子多体系の様々な物理的性質を解明した。例えば、量子XXZ鎖においてqが1の冪根のとき、sl(2)ループ代数という無限次元リー環が出現する。これを用いて超可積分カイラル・ポッツ模型の固有状態空間を特徴づけ、固有ベクトルを導く新しい方法を示した。アファイン量子群の非対称なR行列を用いて、非常に大きいが有限長の可解高次スピン量子XXZ鎖における相関関数の多重積分表示を厳密に導いた。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (40件)
SIGMA Vol.7
ページ: 056(41)
Phys.Rev.A. Vol.83
ページ: 031601(R)
Nucl.Phys.B Vol.831[FS]
ページ: 359-407
Nucl.Phys.Nucl.Phys B814 B851
ページ: 405-438,238-243
J.Phys.A : Math. Theor. Vol.42
ページ: 475208(10)
Phys.Rev.E Vol.80
ページ: 026213
ページ: 021107
Nucl.Phys.B Vol.814[FS]
ページ: 405-438
Phys.Rev.B Vol.78
ページ: 235117
J.Stat.Phys. Vol.133
ページ: 587-615