研究課題
基盤研究(C)
得られた成果のうち最も重要なものは、対数正規型超統計の基礎づけに成功したことである。この理論は超統計のもつ3つのユニヴァーサリティ・クラスの中のひとつで、乱流の研究などに応用されるが、これまでは乗法的確率過程に対する中心極限定理を用いる議論のみが知られていた。本研究では、非平衡系におけるエントロピーの揺らぎに注目し、揺らぎ定理を適用することにより、対数正規型超統計の定式化に成功した。なお、研究期間中に、複雑系や量子熱力学などに関する研究も遂行することが出来た。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (18件) (うち査読あり 18件) 学会発表 (8件) 図書 (1件)
Phys.Rev. E83
ページ: 041117
ページ: 021121
Physica A390
ページ: 1343-1349
Phys.Rev. E82
ページ: 011131
Europhys.Lett. 92
ページ: 40006
Europhys.Lett. 90
ページ: 50004
Mod.Phys.Lett. B24
ページ: 2015-2020
J.Phys.A : Math.Theor. 43
ページ: 045303
Eur.J.Phys. 30
ページ: 1337-1343
Europhys.Lett. 87
ページ: 48008
Cent.Eur.J.Phys. 7
ページ: 401-404
Braz.J.Phys. 39
ページ: 428-430
J.Stat.Mech. : Theory and Experiment
ページ: 07027
Phys.Rev. E79
ページ: 041116
Physica A388
ページ: 2511-2514
ページ: 1917-1920
Europhys.Lett. 84
ページ: 60006
ページ: 05008