研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、西南日本外帯に間欠分布する地磁気ダイポール異常の成因を、蛇紋岩ダイアピルの同時貫入によるとする仮説の検証である。このため、地磁気異常を示す蛇紋岩について変形.磁性.年代解析を行ない、形成過程を考察した。その結果、年代測定試料の発見には至らなかったが、4地域で2段階の蛇紋岩化過程と類似した磁化特性が明らかとなった。後期の蛇紋岩化過程は、いずれも変形を伴い一部で温度降下が示唆されたことから、上昇過程に相当すると考えられる。
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