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2010 年度 研究成果報告書

房総半島に分布する海成堆積層を用いた,鮮新統~更新統における高精度基準層序の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 20540453
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 層位・古生物学
研究機関茨城大学

研究代表者

岡田 誠  茨城大学, 理学部, 准教授 (00250978)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード層序 / 古地磁気学 / 古海洋学 / 房総半島
研究概要

古地磁気および底生有孔虫の酸素同位体を基に, 南房総に分布する千倉層群の層厚約500mにわたる層準における詳細な編年を行った.その結果,当該層準がKaena逆磁極亜帯を含むGauss正磁極帯上部および松山逆磁極帯下部に,得られた酸素同位体カーブはMIS G16~93の間に対応することがわかった.さらにテフラ層Okr1-15を認定し,岩相,鉱物組合せおよびガラスの化学組成の類似性からその内8枚を本邦で報告されている広域テフラと対比した.またLR04タイムスケールでMIS 104とされていたMatuyama/Gauss境界は,MIS 103に当たることがわかった.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 南房総千倉層群布良層上部における酸素同位体層序2011

    • 著者名/発表者名
      所佳実・岡田誠
    • 学会等名
      地球惑星連合2011年大会講演
    • 発表場所
      幕張メッセ
    • 年月日
      2011-05-25
  • [学会発表] 南房総に分布する海成鮮新-更新統千倉層群における生物源オパール・炭酸塩のフラックス変動2011

    • 著者名/発表者名
      畠山晃寿・岡田誠
    • 学会等名
      地球惑星連合2011年大会講演
    • 発表場所
      幕張メッセ
    • 年月日
      2011-05-25
  • [学会発表] 南房総千倉層群布良層上部における酸素同位体層序2010

    • 著者名/発表者名
      所佳実・松田瞳・内田剛行・岡田誠
    • 学会等名
      日本地質学会第117年年会講演
    • 発表場所
      幕張メッセ
    • 年月日
      2010-09-19
  • [学会発表] 南房総に分布する鮮新-更新統千倉層群の酸素同位体層序(予報)2010

    • 著者名/発表者名
      岡田誠・所佳実・松田瞳・内田剛行
    • 学会等名
      日本地質学会第117年年会講演
    • 発表場所
      幕張メッセ
    • 年月日
      2010-09-19
  • [学会発表] 古地磁気・同位体層序から見た房総半島上総層群および千倉層群2010

    • 著者名/発表者名
      岡田誠
    • 学会等名
      2009年度日本学術会議シンポジウム講演
    • 発表場所
      日本学術会議
    • 年月日
      2010-01-22

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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