研究課題
基盤研究(C)
大陸衝突型造山帯深部における岩石の部分融解に対する多様な岩石が混在することの効果について、おもに南極、昭和基地付近に産出する高温変成岩を対象にして解析した。その結果、泥質岩と大理石との境界部に発達する「スカルン」は大理石から放出された流体によって泥質岩が部分融解し、生成されたメルトが移動分離して大理石と反応することによって形成されたものと考えられる。また大理石中に産出し、渦巻成長丘を保持した石墨を含むMgとAlに富むグラニュライト岩塊も大理石と反応して部分融解した可能性が高い。
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Island Arc 20(印刷中)
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