研究課題
基盤研究(C)
物質やエネルギーの貯蔵・輸送媒体として注目されるナノカプセルであるフラーレン類の、カプセルの開け閉めを担う化学反応の機構を明らかにすることを目指した。本研究では一光子吸収による気相光分解反応に着目した。フラーレンの分解生成物を質量分析し、さらにその散乱分布、つまり反跳速度と角度の分布を画像として観測できる装置を開発した。中性生成物の画像観測は、研究期間内に成功しなかったが、イオン性生成物の高精度な画像を観測できた。その画像から、余剰エネルギー分配等の、反応動力学に関する詳細な知見が得られた。
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