研究課題
基盤研究(C)
炭素-炭素結合の構築法として最も有用な反応の一つであるクロスカップリングについて,従来のパラジウムやニッケルのような10族遷移金属触媒にかわり, 9族触媒を用いることにより,クロスカップリング化学の新しい展開を図る研究をおこなった。実験的検討を種々加えた結果,アルキル求電子剤を反応成分とするクロスカップリングをロジウム触媒により進行させる二つの新しい方法論を開発した。また,不飽和分子として一酸化炭素およびアルケンの挿入を伴う新規クロスカップリングを可能にする反応系の開発に成功した。
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Journal of Organic Chemistry
巻: 76巻No.6 ページ: 1949-1952
Organic Letters
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