研究課題
基盤研究(C)
温度上昇により水中で疎水的な環境を生み出す熱応答性高分子に、アミノ酸由来の光学活性部位を導入し、立体選択的な有機化合物の捕集ならびに水中での環境調和型有機反応をを可能とする新規機能性高分子の合成に成功した。さらに、これらの高分子を炭素材料に固定化する手法を確立し、その表面状態を詳細に確認するとともに、水中での有機反応を実施し、機能性電極としての特性を評価したところ、表面に導入した熱応答性高分子の温度変化に伴う相転移現象に対応した電解反応のスイッチング現象を示唆する結果を得た。
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Polymer International
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