研究課題/領域番号 |
20550144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境関連化学
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研究機関 | 国立水俣病総合研究センター |
研究代表者 |
松山 明人 国立水俣病総合研究センター, 疫学研究部・リスク評価室, 室長 (00393463)
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研究分担者 |
丸本 幸治 国立水俣病総合研究センター, 国際総合研究部・自然科学室, 研究員 (90371369)
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連携研究者 |
冨安 卓滋 鹿児島大学, 理学部・地球環境科学科, 教授 (60217552)
井村 隆介 鹿児島大学, 理学部・地球環境科学科, 准教授 (40284864)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 模擬水銀汚染土壌 / 多因子要因実験 / メチレーション |
研究概要 |
日本国内の3土壌(黒ぼく土壌、褐色森林土壌、赤黄色土壌)の水銀模擬汚染土壌(100ppm、10ppm)を約6ヶ月間のウェザリング(安定化処理)を行い作成した。この土壌を用い、環境要因を変化させた培養実験を約3ヶ月間行い、土壌中における水銀の化学的変化について検討した。実験の結果として総水銀濃度は、全体的に大きな変化が実験当初に比べ認められなかった。メチル水銀含有量は、100ppmの場合、黒ぼく土で大きな違いが認められ、明らかに土壌中のメチル水銀濃度が上昇した。10ppmでは、赤黄色土壌が他土壌に比べ大きくメチル水銀濃度が上昇した。また水銀の溶出では100ppm、10ppmの場合も共通に赤黄色土が、他の模擬汚染土壌に比べ高かった。
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