放線菌Streptomyces属ゲノム中にコードされる3種のProlyl Oligopeptidase (POP)の酵素学的特徴を明らかにすることを目的とし、3種のPOPのうち、2種についてひとつがエキソ型アミノペプチダーゼ(AP)、もうひとつがエンド型ペプチダーゼであることを明らかにした。エンド型については、トリプシン様の基質特異性を示し、オリゴペプチダーゼBであることも明らかにした。さらに、APの活性中心であるセリンをシステインに置換することにより、野生型よりも著しくアミノリシス活性が上昇することも明らかにした。
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