研究概要 |
以下の研究成果が得られた。(1)泳動電着法と無電解めっきを組み合わせた二段階法によるNi-B/ダイヤモンド複合めっきでの硬度は、加熱処理により湿式法で得られた最も高い2,500 Hvであった。(2)沈降共析法によるNi-P/ダイヤモンド複合めっきでは、得られた皮膜の硬度は1,700 Hvであった。(3)定電流電解に基づく懸濁法による複合めっきでは、粒子サイズが大きい程高くなり、2ミクロンで2,300Hvであった。このように高い硬度を示したのは、合金が高い硬度を有することと、高い粒子含有率等に起因すると結論された。
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