(1)ねじ締結体変形・ゆるみ評価;ねじ軸直角方向の負荷に対する相対すべりの予測方法を確立し、この値からゆるみを評価する方法を提案した。 (2)フレッティング疲労強度・寿命評価;接触端応力特異場パラメータを用いたき裂発生評価、破壊力学を用いたき裂進展評価、特定位置応力を用いた低サイクル疲労寿命評価法を確立した。 (3)上記両成果の集大成として「締結・接合構造体のCAEモデリング・解析・評価システム」をまとめ、日本機械学会での分科会「RC-D6「締結・接合・接着部のCAEデータベース構築研究分科会」に持ち込み産業界での普及を進めている。
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