研究課題
基盤研究(C)
単層培養したウサギ由来線維芽細胞様細胞株は酸素濃度の低下に鈍感で,二価陽イオンのない培地において温度37℃に比べて25℃では基質からの剥離が明らかに低下し,温度に敏感だった.骨突起部の微小血管を有する軟組織をマットレスに圧迫した有限要素解析より,軟組織が長い時間スケールで圧縮性を有すると微小血管が顕著に変形することと空気圧支持の有効性がわかった.さらに,圧力10 kPa 程度の空気圧をポリエチレンチューブに負荷して骨突起部を支えて褥瘡を遅延されるシステムを試作した.
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