(1)独自に開発したPETN爆薬の制御起爆技術を適用し、円筒、球殻、円環の基本構造要素(ステンレス鋼、アルミ合金製)を一様高速膨張させ、その分裂破壊挙動を把握するとともに既存分裂モデルの拡張・適用についても検討する。 (2)爆発飛散破片による近接機器の損傷を防ぎ機能保全するために爆発円筒の外側に外筒を同軸設置し破片の飛散防止効果について実験・解析を行い、飛散防止のための限界壁厚の評価法について検討する。 (3)衝撃波が入射する壁の反射自由表面で発生する剥離破壊(スポール)について、PETNの制御起爆で生成した平面爆轟波を平板(ステンレス鋼、アルミ合金製)に入射させることで再現し、実験・解析によってこのタイプの損傷を防止するための表面構造を提案する。
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