研究課題
基盤研究(C)
本研究では,転倒に対する,座位および立位でのヒトのバランス維持能力測定装置を開発した.同装置はパラレルワイヤ駆動機構を用い,その出力部で身体の傾斜方向を誘導する.また,ヒトがバランスを維持できなくなった場合は,同出力部で身体を速やかに支持する.したがって,ヒトの転倒瞬間の挙動を安全かつ再現性高く測定できる.同装置を用い,転倒が生じる瞬間の重心位置や身体傾斜角度を測定し,ヒトのバランス維持能力の個人差,身体傾斜方向による特徴などを明らかにできることを確認した.
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日本機械学会論文集C編 76-770
ページ: 2621-2627
http://www.ms.t.kanazawa-u.ac.jp/~design/html/research/robotics.html
http://www.nst.kanazawa-u.ac.jp/video/tatiya.html