研究課題
基盤研究(C)
ねじの疲労強度を正確に推定し,事故を未然に防止するためには,ねじの製造過程で発生するねじ谷底の残留応力の値を調べる必要がある。本研究では,ねじ谷底を模したモデルに対するX線応力測定と数値シミュレーションを併用することで,転造過程で生じる残留応力分布の推定を行える計算モデルの提案を行い,さらに疲労試験結果から,従来の仮説を用い,コンピュータ解析によってねじ谷底の局所的な応力変動を求めることによって,ねじの疲労強度が推定できることを示している。
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日本ねじ研究協会誌 Vo1.40 No.12
ページ: 343-348
日本機械学会論文集C編 Vo1.72, No.752
ページ: 2605-2610