研究課題
基盤研究(C)
乱流場のDNSと実験計測データを用いて階層性を有する非平衡エネルギースペクトルの抽出を行い、平衡なKolmogorov -5/3乗成分に加えて非平衡-7/3乗と-9/3乗成分が存在する事、-9/3乗成分には代数的な対数補正が付随する事をを明らかにし、非平衡スペクトルの非定常なエネルギーカスケード生成における役割を示した.さらに、DNSデータの解析から3モードのスパイラル渦の存在を示し、カスケード過程とinstability cascadeによるスパイラル渦クラスター形成過程との相関を示した.
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