研究課題
基盤研究(C)
一般的に,冷却面に生成した氷層が厚くなると,氷自身の熱抵抗により氷の成長速度が小さくなる.そこで水に熱伝導性がよいカーボンナノファイバー(CNF)を混合させ製氷することで,製氷量を増加させる研究を行った.一方,融解時においては,CNF混合氷を融解してできるCNF混合水は,真水と比べて粘性が異なるため,その融解特性を研究した.その結果,CNF混合水を氷蓄熱システムに用いるときには,最適なCNF濃度が存在することを明らかにした.
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)
日本冷凍空調学会論文集 Vo1.28, No.1
ページ: 19-29