研究課題
基盤研究(C)
本研究では,高細胞密度である生体組織レベルの試料における細胞同士の接触状態が凍結解凍過程において細胞膜損傷に与える影響を,配向と細胞密度を制御した単層培養細胞を用いて検討した.更に,保湿剤であるヒアルロン酸の細胞膜近傍の水和による生存率改善の可能性を探った.その結果,細胞密度が高くなると細胞膜損傷が増すこと,そして,細胞配向と凍結順序により損傷程度が異なることが示唆された.更に,ヒアルロン酸に細胞膜への凍結保護効果があることが明らかとなった.
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (10件)
CryoLetters Vol.31 No.2
ページ: 101-111