研究課題
基盤研究(C)
高層煙突に隣接して配置された支持部材で観察された大きな振動のメカニズムを解明するために実験を行った。実験装置は大きな円柱の近くに弾性棒を鉛直に配置したものである。空気のながれにより弾性棒が1次の固有振動数で振れまわることを観察した。弾性棒の振れまわりは空気流速の増加にともない大きくなる。振れまわりの方向は風速にはよらずに、棒の配置による。また流れを非圧縮性の渦なし流れとして理論解析を行い、その解析結果は実際に観察された支持部材の振動および実験結果とよく一致している。
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Journal of System Design and Dynamics Vol.5, No.1
ページ: 192-203
日本機械学会論文集C編 75巻、755号
ページ: 1926-1933