研究課題
基盤研究(C)
真空中でアーク放電を起こすと、陰極側の金属がイオンとして放出され、これをイオン源として利用できることが知られている。ところが、小電流の放電はきわめて不安定であり、工学的応用は進んでいなかった。本研究では、永久磁石を電極の周辺に配置することで放電を安定化させると同時に、陽極側からもイオンを放出させることに成功した。このため両電極に異なる金属を用いた場合には、2種類の金属イオンを同時に発生することが可能になった。
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IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering Vol.5
ページ: 317-322