1. 高速領域での制御法の確立(担当:内藤・石川) ・弱め磁束制御で、従来のオープンループ制御ではなく、フィードバック制御による方法を立案 フィードバック制御により最高効率動作点域で運転する制御方法を確立した。 ・最適磁束指令値の算出アルゴリスムを考案した。 ・実際の発生磁束を算定・フィードバックして指令値と比較するブイードバック方式の有効性をシミュレーションおよび実験で検証済み。 ・以上の成果を電気学会論文誌に投稿中 ・フィードバック制御が可能になったことにより、従来、フィードフォワードで行っていた、単純に双曲線の許容最大動作ライン以下の領域での運転法に比べ、実際の動作状況に適した弱め磁束制御を可能にできた。 2. 総合試験(担当:内藤・石川) ・研究期間中の新規の各種制御の協調方式を策定中 特にモデル規範適応制御と従来のフィードバック制御の間での制御信号の振り分け・共有に関しては、一部干渉が生じることを見いだした。この干渉を解消する方式を考案した。この方式のシミュレーションによる検証を行った。 ・模擬実験装置による総合シミュレータをほぼ完成させた。
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