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2009 年度 実績報告書

デルタシグマ変調を用いた直列共振型ゼロ電流スイッチングDC/DCコンバータ

研究課題

研究課題/領域番号 20560278
研究機関東京理科大学

研究代表者

小泉 裕孝  東京理科大学, 工学部, 講師 (50334470)

キーワード電気機器工学 / パワーエレクトロニクス / 共振型コンバータ
研究概要

本研究は「ΔΣ変調を用いた直列共振型ゼロ電流スイッチングDC/DCコンバータ」の作成を目的とする。主な研究項目は,1)Matlab Simulinkを用いたシミュレーション,2)FPGAを用いたΔΣコントローラの作成,3)主回路の作成とΔΣコントローラとの組み合わせ,4)動作特性試験であり,昨年度は市販のΔΣ変換IC評価基板,PCM4202EVMを用いて主回路を駆動し,回路実験を行った。本年度は2)を重点的に実施しFPGAを用いたΔΣコントローラを作成し主回路との組み合わせを完了した。
1)Matlab Simulinkを用いたシミュレーション
lbitΔΣコントローラをFPGAで構成する為,Matlab Simulink上のブロック図で構成したコントローラとMatlab言語で作成したプログラムの動作を一致させ,さらにこれを同等のVHDLに書き換えてFPGA用シミュレータで検証し作成を進めた。
2)FPGAを用いたΔΣコントローラの作成
昨年度,各ブロックの作成がほぼ完了し,統合時の安定動作が課題であったが,クロックのタイミングを見直すことにより理論およびシミュレーションと一致した動作が確認された。また,これらに基づきフィードバックゲインと目標値およびパルス間隔の関係を考察した。
3)主回路の作成とΔΣコントローラとの組み合わせ
FPGAの出力信号により直接,駆動用ICを動作させ主回路を動作させて回路実験を行った。固定された目標値をプログラム中で設定し各部電圧電流特性を確認した。これらは前年度作成した市販のΔΣ変換IC評価基板を用いた実験結果とよく一致した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Class D series resonant converter controlled with FPGA-based delta-sigma modulator2009

    • 著者名/発表者名
      Hirotaka Koizumi
    • 学会等名
      The 8th IEEE International Conference on Power Electronics and Drive Systems 2009
    • 発表場所
      台北市台湾
    • 年月日
      2009-11-04

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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