研究課題
基盤研究(C)
パウダー・イン・チューブ(PIT)法によるMgB_2超伝導線材において、充填するMgB_2粉を予め処理する有機酸溶液の温度や濃度を変化させた。高濃度ほど、線材の臨界電流密度(Jc)特性は向上したが、逆に高温では特性の向上の度合いは小さくなった。また予め炭素置換した充填粉末を用いると、未反応の炭素が弱結合として働き、特性は劣化した。この他、米国輸出規制によって入手困難な高品質アモルファス硼素を用いない、MgB_2の作製法を確立した。
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