研究課題
基盤研究(C)
光化学堆積法を用いて酸化スズ膜を堆積し、水素ガスセンサーを作製した。光化学堆積法では、光照射によって溶液中で酸化スズ生成反応が起き、膜はナノ微粒子の集合体となる。したがって膜は大きな実効表面積を持ち、より低い温度で高い感度が期待できる。さらに感度を高めるため、光化学堆積法を発展させた光化学ドーピング法にて触媒であるPdを添加した。その結果、室温にて10ppm程度の低濃度水素にも高い感度を持つセンサーの作製に成功した。
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Phys.Status Solidi C Vol.7
ページ: 1168-1171
Jpn.J.Appl.Phys. Vol.48
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