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2008 年度 実績報告書

新しい同期方式を用いたアドホック・センサネットワークの超長寿命化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20560348
研究機関電気通信大学

研究代表者

田中 久陽  電気通信大学, 電気通信学部, 准教授 (20334584)

キーワード同期方式 / アドホックネットワーク
研究概要

本研究はネットワークの長寿命化を実現するための超省電力通信プロトコルの開拓を目的としている.
ネットワークの長寿命化を実現するためには,基本的に必要最小限の頻度の通信を行ない,通信時以外は出来るだけパワーオフにして電力の消費を省くメカニズムの確立が必要になる.その際,同じタイミングで端末をオンとするために,地上の基地局(探索装置)や隣接する端末からの電波により,順次起動させる方法もあり得る.この方法の一構成例として,受信端末が通信を始動する新規なネットワーク情報共有,情報収集のプロトコルが得られ,特許出願1件を行ない,学会発表も行なっている.これに付随する論文発表も現在予定している.
一方で,分散ネットワークにおいて全ての端末が一斉に同期してオン・オフのタイミングを維持する方法もあり得る.これを実現するために,各端末が互いに同期したタイミングを確保することが必須となる.本研究では,このために省電力同期手法を検討してきているが,当該年度には,新規な同期手法のアイデアが得られ,特許出願を行ない,学会発表も行なった.これに付随する論文発表も現在予定している.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 産業財産権 (2件)

  • [雑誌論文] Mode-Lock Eliminating Timing Synchronization Algorithm for Intervehicle Ad-hoc Networks2008

    • 著者名/発表者名
      Kenta Shinohara, Hisa-Aki Tanaka
    • 雑誌名

      Proc. N0LTA2008 1

      ページ: 720-723

    • 査読あり
  • [学会発表] 省電力ユビキタス・センサネットワークにおける衝突回避型ブロードキャスト手法の提案2008

    • 著者名/発表者名
      菊地正隆, 田中久陽
    • 学会等名
      電子情報通信学会2008ソサイエティ大会
    • 発表場所
      明治大学
    • 年月日
      2008-09-16
  • [産業財産権] 情報処理装置及び方法、プログラム、並びに通信方法2008

    • 発明者名
      田中久陽ら
    • 権利者名
      田中久陽ら
    • 産業財産権番号
      特願2008-286881
    • 出願年月日
      2008-11-07
  • [産業財産権] ノード、これを用いた通信システムおよび通信方法2008

    • 発明者名
      田中久陽ら
    • 権利者名
      田中久陽ら
    • 産業財産権番号
      特許4173789号
    • 取得年月日
      2008-08-22

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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