研究課題
基盤研究(C)
DCT(Discrete Cosine Transform,離散コサイン変換)は、画像圧縮を中心に、信号の変換法として種々の分野で利用されている。本研究では、フーリエ変換の位相項とDCT係数の正負符号の類似性に着目している。従来フーリエ変換に位相項を用いて行われた画像マッチングを、DCT係数の正負符号を用いて行う新しい方法を提案し、その有効性の確認・評価、拡張、実行方法の考察を行った。具体的成果は、次の通りである。(a)位相情報とDCT係数との理論的関係の導出、(b) DCT係数の正負符号を用いた新しい相関法の提案、(c)その画像のサブピクセル精度の画像マッチングへの応用、(d)位相スクランブルとセキュリティを考慮した画像マッチングへの拡張、(e)マッチング法の高速化の検討、である。
すべて 2012 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (12件) 学会発表 (9件)
EURASIP J. Information Security
巻: vol.2009, no.841045
LNCS Transactions on Data Hiding and Multimedia Security V
巻: vol.6010 ページ: 51-69
IEICE Trans. Fundamentals
巻: vol.E93-A, no.10 ページ: 1748-1754
電子情報通信学会論文誌
巻: vol.J93-A, no.10 ページ: 649-657
巻: vol.J92-A, no.3 ページ: 172-181
Proc. IEEE International Symposium on Intelligent Signal Processing and Communication Systems
巻: no.TAM1-3-3 ページ: 37-403
巻: vol.J92-A, no.7 ページ: 459-469
Proc. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing
巻: no.BISP-P1. 12 ページ: 449-452
Proc. EURASIP European Signal Processing Conference
巻: no.IM5-4 ページ: 1314-1318
Proc. APSIPA Annual Summit and Conference
巻: no.MP-P2-1 ページ: 250-253
巻: no.L4-3. 5
巻: no.SPTM-L1. 4 ページ: 3273-3276