研究課題
基盤研究(C)
大規模集積回路をはじめとする非線形システムの数値解析の分野では、「問題の本質的な難しさ」「理論研究の不足」「理論的には興味深い方法が提案されているが、実現容易性が低く、実用化が困難である」などの理由により、未解決のままとなっている問題や、理論が実用に結びつかない問題が数多く生じている。特に「任意の初期値から必ず解に収束するアルゴリズム」「すべての解を求めるアルゴリズム」などの大域的求解法の分野では、その重要性にもかかわらず未解決のまま残されている課題が多い。本研究では、著者(研究代表者)が理論と実用をつなぐ位置に立っているという特殊性を背景に、このような問題に焦点をあてた研究を行い、様々な大規模非線形システムに対する効率的で実用的な大域的求解法の開発を行う。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件)
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