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2009 年度 実績報告書

光マイクロマシンを用いた計測システム

研究課題

研究課題/領域番号 20560404
研究機関金沢工業大学

研究代表者

岩岡 秀人  金沢工業大学, ものづくり研究所, 教授 (70440485)

キーワードセンサ / 光ファイバ / 無電源 / 共振子 / MEMS / 光熱駆動
研究概要

1、研究の目的:
光やMEMSセンサの特長を生かした無電源かつ絶縁機能を有する計測システムの基盤研究を実施する。
2、研究の成果:
(1)振動子を光熱駆動し共振周波数を光ドップラー効果を利用して検出する計測システムで、前年度試作した制御部と光ファイバ計測システムの基本動作を確認した。センサ部は基本的な温度センサの構成例を用いた。実用的なセンシングシステムの形状は光ファイバを用いたものであり今回は半導体レーザや受光素子と光ファイバとがモジュール化されたものを用いたが、従来の銅線等に比較して光ファイバ自身が折れやすく現場での使用には注意を要することも実感として経験した。
(2)技術動向および社会ニーズの調査を目的に、国際会議INSS2009(International Conference on Networked Sensing Systems)、Transducers2009、OFCNFOC2010(Optical Fiber Communication Conference and National Fiber Optic Engineers Conference)に参加した。
INSSはセンサネットワーク関連のセンサ・ハードウエアとネットワークの両技術者が参加し議論する会議で、今年度は特に応用面を模索する論文等に関心が持たれた。応用に関するパネル討論のパネラーを務めた。TransducersとOFCNFOCは、参加者1000-3000名と大きな会議で、前者はセンサ・MEMS中心、後者はその応用分野のひとつの会議である。ともにデバイスの集積化や微小発電チップが注目されたと考える。またバイオ・医用応用の論文が注目に値する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 光励振・検出型 光ファイバ伝送センシングシステム2010

    • 著者名/発表者名
      岩岡秀人
    • 雑誌名

      第57回応用物理関係連合講演会予稿集 (CD-ROM)

      ページ: 19-12-20

    • 査読あり
  • [学会発表] 光励振・検出型 光ファイバ伝送センシングシステム2010

    • 著者名/発表者名
      岩岡秀人
    • 学会等名
      第57回応用物理関係連合講演会
    • 発表場所
      神奈川県平塚市 東海大学
    • 年月日
      2010-03-19

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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