研究課題
基盤研究(C)
広域に地震被害が起きた場合には、復旧支援のため道路被害箇所の把握を広域に、また早期に把握する必要がある。このような目的を達成するためには、衛星画像解析による広域での道路被害箇所の分析が有用である。この研究では、光学センサー衛星画像ならびに合成開口レーダデータを併用した画像解析手法について検討し、2004年中越地震における道路被害に対して解析手法を確立し、その解析精度を検討した。また、衛星画像解析結果から得られる結果をGISにとりこみ、緊急輸送道路の緊急復旧計画作成支援システムの開発を行った。大規模な道路被害箇所については、高精度で衛星画像解析による検出が可能となった。また、道路被害図を基に復旧支援を行うシステムについても有用性が確認された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件)
ISPRS Technical Commission VIII Symposium International Archives of the Photogrammetry, Remote Sensing and Spatial Information Science Volume XXXVIII, Part 8
ページ: 314-319
土木学会関西支部土砂災害に関するシンポジウム論文集
ページ: 7-12