研究課題
基盤研究(C)
平成16年新潟県中越地震では,多くの地すべりが砂質泥岩のような弱く固結した砂質土斜面で発生した。これは砂粒子間に形成された固結力が地震中に損失したことにより起こったものと考えられる。本研究では,この挙動を実験的に再現するために,繰返しリングせん断試験機を開発し,固結した砂の動的力学特性を調べた。その結果,地震時の斜面安定性はすべり面の応力状態と定常状態強度線を基に評価できることを示した。
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第13回日本地震工学シンポジウム論文集
ページ: 2990-2995