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2008 年度 実績報告書

屋外広告物のデザインと印象評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20560487
研究機関富山大学

研究代表者

武山 良三  富山大学, 芸術文化学部, 教授 (60291978)

キーワード景観 / デザイン
研究概要

平成20年度は、屋外広告物のデザイン調査としてまず360度のパノラマ写真の撮影方法について、これまで以上に精度を上げるための機器調査および実証実験を行い、ワンショットで撮影できる手法を特定した。
この調査方法を用いることで現場調査が大幅に効率化できるようになったため、撮影ポイントを当初予定の10カ所から倍の22箇所とし、駅前においては線路を挟んだ両側や計画的につくられた住宅地など、調査地点の属性に変化を持たせた収集を行った。撮影資料は、広告物面積、記載文字の抽出、広告物設置形態の種別等で分類を行った。予定とした10箇所についてはすでに詳細な分析データを蓄積したが、追加した調査地点については21年度も継続して分析作業を行う予定である。
これらの調査を通して、印象調査における指標設定についての検討を行った。また、関連して広告物の色彩による印象の変化、および屋外広告物規制によって変更されたデザインと変更される前の印象評価についても実験を行い日本サイン学会で発表を行った。
360度のパノラマ写真についての印象調査は、20年度には実施できなかったが、上記の関連調査に基づいてSD法による評価指標を検討して21年度に実施する計画である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 屋外広告物を活用した景観づくり、まちづくり2009

    • 著者名/発表者名
      武山 良三
    • 雑誌名

      日本不動産学会誌 第22巻第3号(招待)

      ページ: 61-70

  • [雑誌論文] 景観広告ガイドライン5, 6, 7, 82008

    • 著者名/発表者名
      武山 良三
    • 雑誌名

      全日本屋外広告業団体連合会専門誌 サインズインジャパン 127-130

      ページ: 54-59, 56-61, 58-63, 62-67

  • [雑誌論文] 景観広告ガイドライン2008

    • 著者名/発表者名
      武山 良三
    • 雑誌名

      芸術工学会誌 48

      ページ: 24-25

    • 査読あり
  • [学会発表] 屋外広告物規制の効果2008

    • 著者名/発表者名
      武山 良三
    • 学会等名
      日本サイン学会
    • 発表場所
      第19回日本サイン学会2008研究大会京都大会
    • 年月日
      2008-11-21

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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