| 研究概要 |
「GIS・GPSとICタグの活用による基盤地図情報の鮮度向上および更新技術の構築」を構成する研究プロセスから、これまで実施してきた「リアルタイムGIS」の概念を用いて、基盤地図情報の位置合わせおよび鮮度向上の検証をおこなった。さらにICタグの基本性能を調査するため、ICタグのりーダー・ライターの規格(周波数およびタグの形状)から室内外実験などを通して、GPSを補完するための位置データ取得特性について実証実験を実施した。
平成20年度の具体的な研究として
(1)高精度地域変換パラメータ作成のための都市再生街区基準点の適用
(2)基盤地図情報鮮度向上の三角点、水準点、図根点等の活用
(3)基盤地図情報鮮度向上のための高精度地域変換パラメータの検証
(4)ICタグの基本性能の調査のための検証実験(室内外実験)
(5)ICタグデータの基本解析のためのプログラム開発
(6)VRS-GPS,D-GPSによる位置情報取得とユニバーサルマップの構築のための基礎調査を予定し、(1)-(3)については実証実験を実施した。(4)-(6)については21年度、22年度の実験実施に向けて、20年度中は確実なデータ取得のための予備実験を実施した。
|
