河川水中のレジオネラ属菌の調査を行なった結果、リン酸イオンが検出されない地点では、レジオネラ属菌は測定されなかった。河川水中のレジオネラ属菌生育を防ぐにはリン酸イオンの制御が効果的であることが考えられる。生存率(培養法/RT-PCR法×10)は、0.1~0.5%であった。簡便で特異性が高い新しい分類法であるDNA解離波形解析法(Genopattern法)について検討を行った。Legionella pneumophilaの既同定株15株について、DNA解離波形パターンを測定しマスターデータを作成し、環境分離株の同定を試みた。
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